【せどり】育児休業がキッカケで始めた副業
「育児休業があければ、お金が貯められるようになる」
そう考えていた私が間違っていたようで、育児休業があけたところで、保育園のお迎えがあるため、結局時短勤務で働かないといけないことに気がついた私。
そのため、出産前に貰ってた基本給よりも、かなり下がっての復帰となってしまいました。
いくら一生懸命働いてもお金が余ることはなく、それどころか毎月のお給料では、生活していくことが難しかったのです。
増えるどころか減る一方の貯金額を見て、なんとかしなければいけないと思って始めたのが「せどり」でした。
【せどり】フリマアプリで子供服を転売する方法
元から、服やファッションが大好きな私。
「バイヤーになってみたかったな」
何て言っていたときもありました。
そんな私が偶然テレビを見ていたとき、最近主婦に話題の副業として、取り上げられていたのが「せどり」だったのです。
紹介されている方は、ブランドの子供服を古着屋で安く購入し、それをフリマアプリで転売するという方法でした。
自分でも、フリマアプリで売ったりすることもあるので、知識はありました。
また、古着屋には頻繁に行くので「自分でもできるのでは?」と感じたのです。
何よりファッションが好きだったので、「自分が選んだ服に、高い価値を感じてくれる人がいたら楽しいだろうな」と思ったのです。
していることは憧れのバイヤーに似ていますし、始めてみることにしました。
転売で売れる子供用のトレンド服はどれ?
子供服のトレンドはよく分からなかったので、自分の好きなカジュアルなレディースブランドをメインに、せどりに挑戦することにしました。
ですが、早速古着屋に行ったものの、どの服を買うべきなのか、全く分からず困ってしまいました。
単に、自分が好きな服であれば、いくらでも選ぶことが出来ます。
しかし、自分以外の大多数の人に好かれる服ってどんな服だろう、需要のある服ってどんなものだろうと、考えるうちにパニックになってしまいました。
結局、最近トレンドの服を何着か、人気ブランドのものから選んで数着購入し、その日はもう帰ることにしました。
【せどり】フリマアプリで売れない理由は「値引き」
古着屋で購入した服を、早速写真に撮って、フリマアプリに載せてみました。
ですが、反応はあるものの、なかなか購入にまで進む人がいません。
「もう売れないのでは?」と、ネガティブに感じていました。
何回かコメントがあったものの、ほとんどが値引き交渉のコメントで、「値引きしていない」と返信すると返信が来なくなりました。
一体何がいけないのだろう?
と思って、同じブランドの服を出品している人をチェックしてみました。
すると、他の出品者の服は、とにかく設定金額が安くて、皆そちらに流れていたのです。
確かに、フリマアプリって、自分で金額を設定できるぶん、値引きしてほしいという人も多いです。
単に、タンス整理のために出品している人なら、安売りをしていることもあります。
私も、出品したものを値引きしていけば、きっと売ることはできるのでしょう。
しかし、それでは古着屋で購入した金額を、下回ってしまうので結局赤字になってしまいます。
商売として成立しませんし、どうすれば良いのか分からなかったです。
フリマアプリは格安トレンド服で溢れている
フリマアプリを、チェックしていたところ、気づいたことがあります。
「出品数が多いので、すぐに自分の投稿が埋もれてしまう」
「似たような商品がありすぎて、値段勝負になってしまう」
ということでした。
私のように、テレビ番組で紹介されていたからと、フリマアプリでせどりを始めた人も多いでしょう。
おこづかい稼ぎに、いらないものを売っている人だっているでしょう。
そんな人が多数いるなか、自分の商品を出品したところで、目にとまらないのでは?
と感じたのです。
また、せどり初心者の傾向に「トレンドの服を転売する」というものがあります。
そのため、今のトレンドの服を出品したところで、他の人も同じように思っているので、たくさんの類似商品が出品されてしまうのです。
そうなれば、消費者からすれば「少しでも安いものが良い」という思考になります。
結局値段勝負で赤字商売になってしまうのです。
【服の転売は難しい】お洒落で人気のトレンド商品が豊富
また、服の転売を難しくしている理由に「プチプラブランドの威力」があるなと思いました。
少し前であれば「安物はダサい」という考えを持つ方が多かったです。
最近では、プチプラブランドも人気のブランドやモデルとコラボをしてみたりと、お洒落なトレンド商品が豊富に用意されています。
そのため、わざわざブランドの服の中古品をせどりで買わなくても、近場にあるショッピングセンターや、ネットショッピングサイトで、プチプラブランド服を購入した方が新しいし、間違いなくトレンドなので困らないのです。
そう思う方も多いからか、せどりを始めたものの、全く売れずに、結局売れなかった服は自分が着るはめになりました。
ファッションが好きでも、なかなか難しいところもあるんだなと感じました。