【副業】FXは稼げない失敗談
私は、学生の時に、FXに挑戦していました。
挑戦したきっかけは、楽して稼ぎたかったからです。
挑戦した結果から言うと、FXで稼ぐことは出来ませんでした。
今回は、私の失敗談について話していきたいと思います。
FXの知識ゼロから成長する為に
私は、貯めた30万くらいの資金をもとに口座を開設し、FXをはじめました。
初めのうちは、「どうせ上がるか下がるかの二択だろ」という安直で、ギャンブル的な思考で挑戦し、一気に5万近くのお金を溶かしてしまいました。
さすがに「これではまずい」と思い、ネットや本などでFXについて勉強して、ちょっとずつ知識を身につけていきました。
しかし、相場の基本的知識を身につけたところで、具体的な手法もわからないまま、勝負に挑み、負けるの繰り返しでした。
そしてネットのブログに書いてある、勝ち組トレーダーの手法を真似しても勝てるわけもなく、いろんなブログの手法を転々としている、いわゆる「聖杯探し」を繰り返していました。
ある手法では、ボリンジャーバンドを使った、短時間で利益が出るスキャルピングを学び、試しましたが、利益よりもマイナスが出ました。
その他にも、平均線とラインを使った手法や、ダウ理論を使ったトレード方法を学んだりと、いろんな方の手法を学びました。
時には、「勝ち組トレーダーの手法同士をつなぎ合わせれば、最強の手法が完成するんじゃね?」という考えで、実際に、勝ち組トレーダーの手法同士をつなぎ合わせてみたりと試しましたが、全く機能しませんでした。
このように、短期間の勉強でかつもともと要領が悪い性格だったので、身につけた知識もうまく使いこなすことができず、成果は出ませんでした。
そして気が付いたら、資産がどんどん減っていく状況でもありました。
FXの情報商材とは?実際に高額商材を購入して挑戦してみた!
そのような状況が3か月くらい続き、もう藁にもすがるような気持ちで、いつものように「聖杯探し」を行っていたとき、ネットで売っていた情報商材を目にしたとき、これをやるしかないという考えが生まれました。
一つ10万近くする情報を買い、早速試しに使ってみました。
しかし、なかなか使いこなすことができず、成果は出ませんでした。
しかし、時間をかけてこつこつとやっていくと、少しづつ勝てるようになっていきました。
「なあ~んだ、簡単じゃん」と調子に乗って、ロット数を増やして勝負に出ても勝っていき、気が付いたら10万近くまで減っていた資産が、20万近くまで増えていきました。
FXで稼げない時ほど焦りでどんどん賭けてしまう心理
これで味を占めて、どんどんトレード回数を増やしていきましたが、ある日突然勝てなくなってしまいました。
少しロット数を減らし、少額でトレードを何回も繰り返しましたが、全く勝てなくなってしまいました。
初めは「こういう日が続くときもある」と楽観的に考えていましたが、勝てない日々が続くにつれて、どんどん焦りが生じてきました。
トレード回数を増やし、たくさんトレードするようになり、資産を減らしていってしまいました。
気が付くと、資産が10万までもどってしまい、「やっぱり俺には無理だったのか」と思い、やめました。
このようなことから、「絶対に勝てる手法はないんじゃないか、あってもネットで教える人なんていないだろ」という考えを今でも持っています。
FXは心理戦!冷静さを欠いたら負けの副業
FXを6か月くらいやって思ったのが、「相場は常に動いていて、同じ相場は二度とこない。だから、勝てる手法はその相場で勝てるだけであって、他の変わった相場では勝てない」ということです。
相場は常に人間の心理で動いていて、人間の心理は常に変化しているから、それを常に読むことができることはないということです。
よくテレビでやっている、心理テストを見て思うのが、「人間の心は複雑だから、この回答を選んだから、あなたはこのような性格と言い切るのは難しい」と思います。
このような人間心理が動いている相場を、誰も読むことはできないのです。
もう一つ、FXをやって思ったのが、常に冷静でいることです。
冷静さが大事なのは、FXだけではないのですが、特に相場の世界は、冷静さを欠いた人間は、脱落していくのが如実に表れた世界ではないかと思います。
私自身も何10000円勝った、10000円負けたと一回のトレードで一喜一憂していました。
自分では一喜一憂するのはだめと分かっていながらも、いざお金が動くとどうしても感情を表に出しています。
人間ですので仕方がないのですが、相場の世界では、それを許してくれません。
たとえレバレッジを高くし、トレードをし、大損こいても、常に機械的に処理していかなければいけません。
「含み損が嫌だから決済しない」というのは、一番やってはいけないことです。
実際に私も含み損を抱えたまま、「いつか戻るだろう」と思い、何日も戻るのを待ちましたが、損失額が増えてく一方でいいことがありません。
結果として、かなりの損を抱えて決済をしました。
このようなことから、「いつか戻るだろう」と考えず、損失が出たら、感情的にならず、機械的に処理していくことが大切だということがFXをやっていて思いました。