趣味の手芸を生かした副業「ハンドメイド」への挑戦
小さい頃から手芸が大好きで、母の裁縫を見よう見まねで、マフラーを作ったりバックを作ったり、いろいろなものを作ってきました。
大人になり結婚して子供ができてからは、子供のものをいろいろと作るようになりました。
おむつポーチからおしりナップを入れ、マフラーやストールなど子供用品は一通り作ってきました。
子供が保育園に通うようになり、手作りのものを欲しがるママ友が、周りにたくさんいました。
パートで週3 、4日の仕事をしていましたが、同時に、ハンドメイド商品を売ってみようと思うようになりました。
ハンドメイドイベントへ次々に参戦
ちょうど、ハンドメイドが趣味の友達がいたため、一緒にハンドメイドイベントに出ることにしました。
お互いに仕事の休みが合う時は、ミシンを持ち込んで一緒にハンドメイドをしました。
お互いの案を出し合って、新しい商品を作る事は、とても楽しく、充実した時間でした。
この頃はまだ趣味としてハンドメイドをしていた感覚です。
初めてのイベント、2回目のイベント3回目のイベントと積み重なっていくうちに、いろいろな人の品物を見たり自分で雑誌やネットで情報を得ていく中で、これは副業にできるかもしれないと思うようになりました。
ハンドメイド商品を売る為の「委託販売」
その頃ちょうど旦那の転勤で、その友達と一緒にハンドメイドすることができなくなりました。
引っ越し先では、1人でハンドメイドを続けていました。
そして同時に、副業についても色々とを調べ始めたのもこの頃です。
引っ越し先では、週4日フルタイムで働いていたため、作る時間やアイデアを考える時間も、以前よりも制限されていました。
その中で副業としてやっていくためには、どんな方法がいいか、結構な時間をかけて考えたと思います。
結局たどり着いたのは、委託販売でした。
自分がネットショップのオーナーとなり、数人の人に委託で品、物を降ろしてもらうという方法です。
+ αとして、近くのカフェ屋さんに、自分の品物を逆パターンの委託として置かしてもらっていました。
ネットショップは、引っ越す前から友達と開業していたため、それなりに簡単ではありますが、やり方やノウハウはわかっており、既に立ち上げていたのでそのまま活用することにしました。
【副業】ハンドメイド商品を売ったことで得た利益
カフェに納品させてもらった自分の作品は、納品のうち半分位は売れたかと思います。
制作時間があまりとれず、3ヶ月に1度ぐらいしか納品することができなかったため、月に換算すると、3000円ほどの利益になったかどうかと言うところでしょうか。
委託販売については、結局5名の方にお願いすることになりました。
募集してからは、思っていたよりもたくさんの方から応募が来ました。
基本的には、委託してくださる方のペースに合わせて、最低でも1ヵ月に1度ほど、品物を送っていただき、こちらで写真や商品の説明をつけて、ネットで販売するといった流れです。
売れた品物の20%は頂くと言う条件で契約をしました。
この時、独学ではありますが、ある程度きっちりした契約書を作成しました。
委託の品物が届くと、商品とは言えとても楽しみで、可愛く嬉しかったです。
そこからこちら側で購入した品物もあります。
もちろん仕事の合間に行っているので、なかなか自分の自由な時間、子供と接する時間も限られてきたかと思います。
副業=ハンドメイドで稼げなかった理由
あまり稼げなかった理由の1つとして、この時に、どんなジャンルのものを販売するかということについて、もう少し詰めて考えるべきだったと思っています。
ハンドメイドといっても、布小物製品から洋服アクセサリーまでたくさんのものがあります。
私の場合は布小物に統一したものの、布小物といってもキッチン用品から子供の通学通園用品、バックポーチなど様々です。
布小物の中から、ジャンルを1つ選択するべきでした。
もう一つ、稼げなかった理由としての反省点は、ショップ全体としての統一感を持たせるべきでした。
委託先の方の品物も、ある程度自分の好みに合ったジャンルで統一したつもりではありました。
しかし、テイストや色合い、形などが少しずつ違っていたため、ネットショップとしての統一感にかけていたと思います。
売り上げが多いネットショップを見ると、統一感があり、ジャンルも絞られているものばかりです。
わかってはいたものの、なかなかそのようなネットショップを経営することができなかったのが、大きな反省点です。
結局、3年ほどネットショップを経営しましたが、利益が伸びる事はありませんでした。
ハンドメイドで稼ぐ為に必要なこと
ネットショップを経営する上での顧客を確保する勉強も、なかなか思うように進まなかったことも原因だと思います。
1ヵ月の利益は、多い時でも5000円ほどだったと思います。
生活費を稼ぐために副業をしていたわけでもなく、楽しく趣味の範囲でお小遣い稼ぎができればと言う目的だったため、何も後悔はしていません。
ただ、手初めに何かを始めるときには、もう少し下準備に時間をかけたほうが、後々成功する秘訣だと思います。
プチお小遣い稼ぎではなく、本格的にハンドメイドで稼ぎたい方は、前もって下調べをきちっとして、統一感のあるジャンルが統一されているショップを目指して頑張ってみてください。
また顧客を伸ばす方法も、しっかりと勉強するべきだと思います。