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【株式投資】個別銘柄での失敗から、バリュー株投資で元手を2倍にまで増やした体験談

【副業】経済雑誌をキッカケに始めた株式投資

 

正業は自営業で、卸売り業を営んでいる30歳の男です。

そんな私が、副業で株式投資を始めてみた所、想像した以上に成功してしまった話です。

 

そもそも株式投資を始めてみたキッカケは、経済雑誌に載っていた記事を見つけたからでした。

その記事には、日々の正業だけでは大金を稼いでいくことは難しく、普通に働くよりも、株式投資のリターンの方が大きくなるのが資本主義社会だという趣旨の内容でした。

 

今思えば、初心者を株式投資に誘う常套句のようなものですが、当時の私は確かに自営業で生計を立てていましたが、日々の生活だけで精いっぱいであり、僅かながらの貯金しかできていないような状況でした。

 

「今のままでは一生自転車操業のように働いていくハメになる」

 

と薄々思っていた所に、株式投資を促す経済雑誌のキャッチコピーが目に入ったので、これは始めなければならないと、半ば使命感のようなものを抱いて、株式投資を始めてみることにしました。

 

【個別銘柄】アベノミクス上昇で苦労せず利益を出せた

 

早速情報収集をして、評判の良いネット証券会社で口座を開設して、500万円の貯金を元手に株式投資を始めてみることにしましたが、山あり谷ありが待っていました。

 

折しも私が株式投資を始めたのが、2014年の10月辺りで、所謂アベノミクスの上昇相場といわれる株式市場の高騰で、どの銘柄を買っても値段が上がっていくというラッキー相場でした。

 

私もこのアベノミクスの波に乗って、株式市場で順調に利益を上げていくことができたのです。

その当時、私が購入していた銘柄は、三菱UFJやみずほ銀行など、日経平均と連動して動く個別銘柄でした。

 

この銘柄を購入した理由としては、日経平均が上昇相場を迎えている以上は、これらの日経平均と連動する株を購入することで、簡単に利益が上げられると踏んだからです。

 

あっけなくという感じで、1年で10%ぐらいの利益が出るようになり、この時点で相場に助けられている状況に関わらず私は「株式投資ってかなり簡単だな」という大きな勘違いをしてしまいます。

 

そして、その大きな勘違いによって、かなり痛い目に遭ってしまうのです。

 



全ての株を「損切り」し、利益から一気に損へ急降下

 

株式市場に暗雲が立ち込めていたのは、2015年7月の事だったと思います。

何と、今まで絶好調だった上海の株式指数が暴落して、その余波で日経平均も大幅に下がってしまったのです。

 

当然、日経平均と連動している銘柄を中心に購入している私も、損が発生してしまい頭を抱えることになってしまいました。

 

株式投資を始める際に、購入した初心者本には「株は損切りが大事」という言葉が載っていたのを思い出した私は、この際に一気に損切りしてしまおうと、持っていた銘柄を全て手放したのです。

 

そうすると、損切りをした途端から相場が持ち直してきて、何と元の価格まで、株価が戻っているではありませんか!

思わぬ損をしてしまった私は、株式投資の手法を変えなければならない時期に、来ているのかなと考えていました。

 

【株式投資】大きな利益を出すためにバリュー株投資をスタート

 

というのも、日経平均連動型の銘柄を中心に購入していれば、確かに上昇相場の時は簡単に利益が上げられますが、それも年5~10%儲けられればいいぐらいで、大きな利益ではありませんでした。

 

副業として考えてみても、あまり美味しいものではなく、しかも損をする時は大きな損を抱えてしまうリスクもあるので、リスクとリターンに見合っていないと感じていました。

 

そこで私が始めたのが、将来に渡って成長していく株に投資していく、バリュー株投資というものでした。

 

バリュー株投資という成長株投資の重要性

 

バリュー株投資は簡単にいうと、決算などで利益が良いにも関わらず、株価には反映されていなかったり、将来性が高い業種にも関わらず、割安な株に対して投資していくというものでした。

 

まず初めに取り掛かったのは、上場企業の決算内容をスクリーニングしていく作業でした。

売上高がどの程度伸びているか、純利益はどれぐらい叩き出しているかなどを、絞り込んでいくのです。

 

私が成長株投資に重要だと思っていたのは、実際に決算で業績が良いにも関わらず、株価に反映されていない株を見つけ出すことでした。

 

普通は利益を出せば株価に反映されていくのですが、それに投資家が気づくまではタイムラグがあり、そのラグを利用して安い段階で株を仕込んでおくのです。

 

私の基準では、売上高と純利益が20%以上の企業は、成長率が高いと考えていました。

ですので、スクリーニングで絞り込んでいく際にも、売上高と純利益がともに20%伸びている企業を探し出すことにしました。

 



【バリュー株投資】元手を2倍にまで増やしたビッグトレード

 

四半期決算で20%売上高と純利益が伸びている会社は、そうそう多くないのですが、基準に該当する銘柄も存在していました。

 

一つが、ペッパーフードサービスという銘柄です。

 

これはいきなりステーキを運営している会社で、売上高が物凄い伸び率でしたので、2017年6月に株価2000円の時に300万円分仕込んだ所、何と4ヶ月ぐらいで株価が5000円になりました。

 

その時に全て売却したのですが、資金が2倍以上になるビッグトレードでした。

この時に私は「やはりバリュー株投資が一番株式投資では儲かる」と確信しました。

 

結局株式投資を始めてから、500万円の元手は1200万円まで増えてきましたので、割と良い副業をしていることになります。

一度相場で痛い目に遭ってから、バリュー株投資に目覚めたことがポイントだったかな、と自分では感じています。

 

副業では、自分なりの手法を用いることが、重要ではないかなと感じています。